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ヤナギの筋肉 [gillman*s park 05]

ヤナギの筋肉 シダレヤナギ

 今年の夏、ブログを始めると同時にフトしたことから真夏にこの舎人公園を散歩したのがきっかけで、それ以来ずっと公園の写真を撮り続けている。
公園の表情は毎日のように変わる。草木もその時々の表情があり、その変化で季節を知らされることも多かった。

公園で気に入った場所のひとつに、シダレヤナギの足元の木陰がある。真夏の暑いときにシダレヤナギの青々とした傘の中に入るとホッとする。風が吹くとその枝がそよぎ、涼しさが目で見える。しなやかで優しいシダレヤナギ。


 そのシダレヤナギも秋の終わりに冬支度に入った。豊かな緑の髪をさっぱりと切って、なおかつ緑のドレープまで脱いでしまった。寒そうだった。
裸になったヤナギの木を見上げると意外に筋肉質だなぁ。あの夏のなよなよとしたヤナギとはうって変わってボディー・ビルダーのような体をしている。腕には所々に力瘤もあって強そうだ。本当のしなやかさは、内にしっかりとした強さを秘めているんだ。ちょっと見直してしまった。


*夏のシダレヤナギはこんな感じでした。この公園のヤナギの冬支度はドキッとするほど大胆です。外側に飛び出た枝はかなり太いものでもバッサリとチェーンソーで切り落としてしまいます。ほんとうに丸坊主になってしまったヤナギを見て、公園の管理事務所の人も、こんなに丸坊主にしてしまって大丈夫なのかしら、と言っていました。もちろんプロの庭師の人たちが面倒見ているので、来春にはまたふさふさとした髪と洋服が戻ってくるものと思っていますが…。

 夏にはこんなにふさふさとしていました
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冬の散歩道Ⅱ 耐える [gillman*s park 05]

冬の散歩道Ⅱ 耐える

昨日の公園は一昨日とうって変わって鉛色の空
ほんとうにA Hazy shade of winter(どんよりとした冬の日の影)だ
雲の向うに白い太陽がひっそりと息づいている

 

風が強い
コートの襟を立てても全身が凍るようだ
こんな日に散歩している人なんていないよな



キャンプ場の芝生の広場ではユリカモメたちがうずくまっている
北国では「さるだんご」といってニホンザルが寒さを避けるために
だんごのように一つに固まっている光景が見られるという
これはユリカモメだんごかな



オナガガモだって寒いぞ
枯れ草の上にぞくぞくと集まってくる
今度はオナガガモだんごが出来るかもしれない




ホシハジロだって寒くて目が真っ赤じゃないか
え? 前から目は真っ赤だって?

 

葦の穂もほとんど枯れてしまった
風に煽られた葦のむこうに墨絵のような空が広がっている
みんな冬に耐える、その向うの春を目指して


*公園の池の新しい仲間達


【コガモ】…雄の赤褐色の頭部に入った緑の帯が特徴的です。葦原の根元に隠れるように身をひそめていました


【セグロカモメ】…ユリカモメの群れから少し離れた石の上にいました。ユリカモメより一回り大きく悠然としていました

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冬の散歩道 [gillman*s park 05]

冬の散歩道

最近よく夕方に公園の池の畔を散歩する
釣りをする人たちも引き上げた後の湖畔はひっそりとして
時が止まったような錯覚におちいることがある



水鳥たちも葦原の茂みにかくれて
水面は鏡のように静かだ
群青色から刻々と変化してゆく空の色を水面は忠実に映しとってゆく


しばらくすると
木立の向うに夕陽が沈んでゆく
雲の端を緋色に染めて光の筋を放ちながら降りてゆく

心にしみる冬の散歩道



*サイモンとガーファンクルの曲に「冬の散歩道」という曲がありますよね。僕の大好きなアルバムBookendsに入っている曲です。

 Bookends

原題はA hazy shade of Winterですが冬の散歩道という邦題もいいと思います。(ただし、歌詞の中には散歩を思わせるような箇所はありませんが…)


時よ、時よ自分の可能性を捜しまわるうちに
僕がどうなってしまったかをごらん
僕はなかなか満足しなかった
あたりを見まわせば
木の葉は茶色に変わり
空はどんよりとした
冬の影にかすんでいる

季節は風景とともに移ろい
時のタペストリーを綴っていく
気が向いたらふと足を止め
僕のことを思い出してくれるかい?
なぜだか記憶が
とぎれとぎれになっている
未発表の詩の原稿に
目を通しながら
ウオッカ&ライムを飲む僕
あたりを見まわせば
木の葉は茶色に変わり
空はどんよりとした
冬の影にかすんでいる

(ポール・サイモン詞、内田久美子・訳詞)

 この歌の冬の空はどんよりと鈍色に沈んでいるかも知れませんが、東京や日本の太平洋岸の土地では冬の空は逆に晴れ渡り、澄んでいることが多いように思います。東京の冬の散歩道はこの歌とはまた違った風情があります。


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全面凍結   [gillman*s park 05]

全面凍結

今日、公園の池に行ったら、池の全面が凍っていた
ユリカモメたちが寒そうに凍った池の上で立ちすくしている
カモたちは風の来ない葦の間の水面に避難したのか姿が見えない



脚が冷たいよ~(カモメの脚はシモヤケにならないのだろうか)


水面に落ちたラクウショウケヤキなどの落葉が氷に閉じ込められて
封印された秋のようだ


gillman



*ヨーロッパも北米も寒波に襲われて、日本海側も記録的な雪が降っているようです。東京も雪は降っていませんが、急に寒くなりました。舎人公園の池も葦原の隙間以外は全面的に凍結してしまいました。
普段、臆病で人の姿をみるとそそくさと泳いで遠くに行ってしまうオオバンも、氷の上をペタペタと歩き回ってどこへ行ってよいか迷っているようです。ちょっと可愛そうな感じでした。


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戦いすんで…  公園の人生 [gillman*s park 05]

戦いすんで…  公園の人生

公園でいつもフルートの練習をしている男の人をみかける
六十歳を越した位だろうか
たいていはクスノキの広場のベンチに腰掛けて練習をしている

きっと几帳面な性格なのだろう
ベンチにはシートをひいて、譜面台を立てて練習をしている
まだ音はたどたどしいが、フルートを吹いている後姿はさまになっている

gillman

僕は、もちろんその人の人生について何一つ知らないが
戦いすんで…
という雰囲気がその背中から伝わってくる
今はその人の人生の稔りの秋なんだなぁ
きっと


*ひとには色々な老後の形があっても良いように思います。晴耕雨読の老後、孫と過ごす老後、新たなことに第二の人生をはじめる老後、ボランティアで社会に寄与する老後、そしてもちろん生涯現役という働く老後。多様な選択肢があるということが豊かな社会なのではないかと思います。

*最近国は生涯現役ということをいろいろなところでほのめかすようになりました。団塊の世代を大量に企業から追い出した後は、安いコストで再度使えるということに企業も国も目を向けています。さらに中期的に見れば、今後問題になってくる労働人口の急激な減少や高齢者医療費のことを考えてもずっと働かせていたほうが得策だからです。しかし気をつけなければならないのは国が「生涯働ける社会を」などと言い出すときは、それは「生涯働かなければ食べていけない社会」の到来を意味するからです。社会保障にしろ、増税にしろ既にその傾向は顕著になっています。

*片方ではますます熾烈な競争社会を作り出し、生涯働かなければならない仕組みになってゆくことが本当に日本人にとって幸せなことなのか。日本には隠居などの伝統的な老後の考え方もあったはずです。それが社会の知恵にもなっていました。いつまでアメリカのまねをして走り続けるのか、彼らの幸せの基準に我々の幸せの基準をあわせる必要はないと思います。いろいろな選択肢から自分にあった老後を選べる社会が成熟した社会なのだろうと思っています。

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On Golden Pond [gillman*s park 05]

On Golden Pond

夕方、公園に寄る、陽は傾きかけていた
公園の南側にある小高い丘が夕日に照らされている
あのグランパのいる芝生広場だ




池にいく
水面が金色に輝いていた

映画On Golde Pondのワンシーンを想いだした
邦題は「黄昏」、1981年のアメリカ映画だ
ジェーン・フォンダの演じる娘が、父親役のヘンリー・フォンダと長い葛藤の末
和解をするシーン

金色に輝く黄昏の池の畔が美しかった
実生活でもこの映画でフォンダ親子は和解した
この映画がヘンリー・フォンダの遺作ともなった

風は冷たくなって、公園はすっかり冬のたたずまいだ


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木の実のおさらい Part2 [gillman*s park 05]

木の実のおさらい Part2

 良く見わたしてみると、先日挙げた他にも木の実はまだあった。普段あまり見かけないものもあるがここだけでも結構あるんだな。外から見ると花のままが実になっているものもあれば、モミジバフウのように奇妙な形の実もある。ユリノキの実はチューリップのような面白い形をしている。
それぞれが、生きてきた環境によって何らかの理由があってそんな形になったのだろうが、自然の多様性に驚かされる。







ホルトノキ、タイサンボク
ユリノキ、キリノキ
クマシデ、ハンノキ
フウ、カエデバフウ(アメリカフウ)
ネズミモチ、ヌルデ


*【ホルトノキ】ホルトノキ科…ホルトノキは平賀源内がオリーブの木と間違えてポルトガルの木と名前をつけたのがホルトノキとなったという説があります。ヤマモモの木に似ていますが、葉が赤くなる点がヤマモモとは違うようです。
*【ユリノキ】ユリノキ科…ユリノキは北米では60m位の大木になるらしいです。日本ではそんなには大きくならないようですが、神宮の森には立派なユリノキがあると聞きました。一度見てみたいと思います。台風のない地域の原産なので強風に弱いみたいです。でも今年好きになった木のひとつです。
*【ヌルデ】ウルシ科…ヌルデの実には自然界では貴重な塩分が含まれているらしく、鳥はそれを食べて塩分を摂るらしいのです。納豆みたいな形。面白いなぁ。食べてみたらしょっぱいような、酸っぱいような味でした。ウルシ科の植物ですが、かぶれることは少ないようです。
*【
クマシデ】カバノキ科…クマシデの花はこのままの形で白い色をしていて、それが木に鈴なりになるのでとてもきれいです。公園のこの一画にはこのクマシデをはじめとしてアカシデ、コナラ、ユズリハ、スダジイ、サクラなどの広葉樹があり雑木林の雰囲気があります。
*【ハンノキ】カバノキ科…ハンノキの中に実のそばにソーセージのようなものがぶら下がっている木がありました。何だと思っていたら雄花らしい。雄花の根元に小さな芽のような雌花もありました。雄花は英語ではcatkin(猫のしっぽ)と呼ばれているらしいです。
*【ネズミモチ】モクセイ科…ネズミモチっていう名前もへんな名前ですが、その実がネズミの糞に似ているのでついたようです。確かにコロコロしてそんな感じですが、それじゃあネズミノフンになりそうなものですが、なぜ餅なのか…。類似種のトウネズミモチというのもありますが、こちらの実は漢方薬になるらしいのです。二つの見分け方は、葉を日にかざしてみて葉脈が透けて見えるのがトウネズミモチということです。舎人公園のこのネズミモチの木は、実はネズミモチで葉はトウネズミモチの特徴を持っているみたいだと、ボランティアの人が言っていました。ですからこの写真の実はどちらかといえばトウネズミモチの実に近いです。難しいなぁ。
*【フウ】マンサク科…フウは漢字で書くと「楓」なんですね。舎人公園には見事なフウが何本かありますが、場所によって葉の色は大分異なります。緑色から鮮やかな黄色まで、どれを見ても見事でした。カエデバフウは名前の通り葉がカエデのような形をしています。こちらは赤色に紅葉していました。


フウの葉のカーテン


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いつかみた光景 [gillman*s park 05]

いつか見た光景

  


以前、こんな夢を見た

夢の中で僕は犬を連れて散歩していた
公園に着くともう陽は少し傾きかけていた
光が少し赤くなってきて、青空に浮かぶ雲の端がかすかにピンク色に染まっていた

ゆっくりと歩いてゆくと、急にひらけたところに出た
足元は緑だが、向うの林に紅い木がある、どうやら秋らしい

さっきまで、うるさいほど鳴いていたムクドリの声がぴたっと止んだ
そこだけ、まるで時間が止まっているように怖いくらいに静かだ

遠い昔、こんな光景を見たことがあるような気がする
その時もずーっと、こうして佇んでいた

もしかしたら、もうここから抜け出せないかもしれない
僕は愛犬の手綱をぎゅっと握り締めてたちつくしていた



*ここも整備済みの公園敷地から少し離れたところです。この写真の左側に見事なピラカンサの木があります。夕方になると、三々五々犬の散歩の人々がやってきます。しかし普段は余り人の来ないスペースでもあります。

*右手にある低い潅木のニシキギの赤色が見事です。羽の生えたようなコルク質の枝に可愛い紅の葉がついています。

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あの面々は今 [gillman*s park 05]

あの面々は今

 舎人公園は紅葉した木々の葉も落ち、かなりさっぱりとしてしまった。落羽松メタセコイアの渋い茶色が公園の彩の基調になった。これがもう冬の光景かもしれない。今日は秋の終わりに、今まで登場した面々が今どうなっているか見てきた。

ピラカンサ
残っている実はぶどうの房のようになっていた。周りを囲む木の葉が色づいてこの前とはまた違った風情があった。うん、ここはまだ秋が残っているみたいだな。夏の終わりにピラカンサの実がなりだしてから、何度もこの木のところにやってきたが、そのたびに表情が変わっている。



ユリカモメ
この間は、カモの群れから離れて一羽孤高の姿を見せていたが、今は池中ユリカモメだらけ。カモ類に次いで第二の勢力にのし上がっていた。羽に空気をいっぱい取り込んで体全体がふっくらとしている。ほんもののダウンジャケットだな。良く見ると微妙な羽の色や口ばしの緋色など、派手さはないが見とれてしまうほど美しいなぁ。
この前、一羽きりでいたときと比べると、こころなしか、前より態度が大きいような気もする。この間いたのは下見に来た先遣隊の一羽だったのかも知れない。






ユリノキ
頑張ってるね。他の木の葉は落ちてしまったのに、青空をバックに元気がいいね。ユリノキは別名「軍配の木」とも言うらしいけど、なるほどね。草や木や虫の名前など、少しずつ覚えてくると、昔の人って生き物をほんとに良く観察していたんだな、と思う。それがよく名前に表れている。

 


*舎人公園の中心部に生きた化石といわれるメタセコイアの並木道があるのですが、なかなか紅葉しないのでそのままかな、と思っていたらここ数日の寒さで急激に色づきみごとな紅葉になりました。


   公園の正面入口から続くメタセコイアの並木道

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草紅葉 [gillman*s park 05]

草紅葉 クサモミジ

 クサモミジという言葉を知ったので、もう少しちゃんと見てみようと思って昨日もう一度公園に行った。天気が良かったのでクサモミジの色が目にも鮮やかだ。写真右手のフェンスの向うに小さな沼があって釣りをしている人が何人もいるのだが、誰もこのクサモミジには興味がないらしく見向きもしない。
なんかもったいないなぁ。ただの空地だと思っているようだ。



 クサモミジとは秋に紅葉する草の総称、もしくはその現象のことで特定の草を指す名前ではなさそうだ。
ネットで調べてみてもどういう草がクサモミジになるのかはわからない。

俳句歳時記を見ると、
草紅葉・くさもみぢ、草の錦、色づく草】…秋の千草が色づいてくること。田のあぜや土手の上など、靴で踏みにじるのが惜しいほど美しくなる。しかし、その美しさもほんの一時期で、霜に見舞われると哀れなほどみすぼらしくなる。
とある。そうか、哀れなほどみすぼらしくなっちゃうんだ。今のうちに見ておこう。

 とうとう草の名前はわからなかったが、草原の中に入ってみると、四色ぐらいのグループに分かれているようだ。緑色、橙色、赤紫色そして黄緑色の四色だ。色はちがうがどれも同じ種類の草に見える。そう言えば昔、日光の戦場ヶ原でこんな光景を見たような気がする。それがこんなに近所で見られるとは思わなかった。


 

*後でいろいろと調べてみたら、この草紅葉はチガヤかもしれません。千茅と書きますが、藁葺き屋根の材料になったり、根は漢方で利尿剤や止血剤になるそうです。
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